高所恐怖症にお悩みの人って私の身の回りにも結構いるんですよね。

単純に「高いところが苦手」というレベルならまだしも
重症化すれば1mくらいの高さでも足がすくんで動けなくなってしまいます。

こうなると普段に生活にも影響することもあるので何とかしたいですよね。

ところで世の中には高所恐怖症の正反対の高所平気症というものがあるんです。
単純に言えば「高いところが平気」な人のことです。

高所恐怖症の人からしてみれば
なんて羨ましいんだ！！
と思うかもしれません。

しかし、この高所平気症。
実はかなり危険なことをご存知ですか？



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「恐怖」の意味を改めて考えてみる

そもそも恐怖って何のためにあるのかをもう一度振り返ってみましょうか。

例えばあなたが何かに恐怖したとしましょう。
その何かをどうしますか？
当然、極力避けようとしますよね。

ちなみに恐怖を感じるのは人だけではなく、
一般の動物も恐怖を感じるようです。

つまり恐怖って危険なことを回避するために必要な生物の防衛本能なんですよね。

高所平気症はなぜ危険なのか？

まずは高所恐怖症に話を戻しましょう。

高所恐怖症は何を避けようとしますか？
もちろん、高いところですよね。

ではなぜ高いところを避けようとするのでしょうか？
はい、誤って転落すれば大怪我をするか、最悪命を落とすことがあるからですよね。

では高所平気症の場合はどうなるでしょう。
そうです。
高所は本来危険な場所にも関わらず、そこに自分から近づいていってしまうわけです。

子供の転落事故の原因は高所平気症！？

最近、子供のマンションからの転落事故の原因の大半が
この高所平気症から来ているのではないか
と言われ始めました。

例えば小さい子供がマンションから誤って転落した事故ですが、
どう考えてもその子は高いところから落ちたいとは思いませんよね。

ましてはこういう事故から誰かが突き落としたなんてこともありえないわけです。
大体留守中や自宅でちょっと目を話した瞬間という場合ですので、
第3者が入る余地はないわけですから。

となると、考えられるのはその小さい子供が
高いところが平気だから自ら危険のある場所に近づいた
ということになるわけです。

つまりはこの小さい子供は高所平気症だったということになります。

高所平気症の治し方は？

高所恐怖症と違い、高所平気症を克服する方法って
ほとんど、いや全くありません。

そもそも
高いところが怖くなりたい！
と願う人ってそうそういませんよね？

そうなると、高いところは危険だという意識を常に持つ必要があるのはもちろんなのですが、
あえてそこ（高いところ）に行く必要があるのか？
ということを考えてみるのが一番なんでしょうかね。

もちろん、子供の高所平気症については大人の方が常に気をつける必要がありますよ。

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