3/15放送の噂の東京マガジンの「やって!TRY(トーライ)」で紹介されるレシピはアジのたたき。

魚を捌くのもハードルが高いわけですが、
さらに「たたき」ともなると若い女性でなくとも作れる人はかなり少ないんじゃ?
というツッコミが十分に予想されるところです。

まあ、今回も噂の東京マガジンのアジのたたきレシピが
本当に平成の常識と言ってもいいのかしっかりと検証していきたいと思います。



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「たたき」って実は2種類存在します

実は魚のたたきは2種類の料理方法があるんです。
まずは2つの料理を見比べてみてください。

アジのたたきの写真(Google画像検索結果)はこちら

カツオのたたきの写真(Google画像検索結果)はこちら

明らかに見た目が違いますよね。
これはたたきには以下の2つの意味があるからです。
  • 細かく切るたたき
  • 炙るたたき

まずは「細かく切る」たたきから。
アジのたたきが「細かく切る」たたきに当たります。
こちらについては、包丁で細かく叩くように切り刻むため「たたき」となるわけです。

では「炙る」たたきについてはどうでしょうか。
カツオのたたきはこの「炙る」たたきになります。

こちらについてはいろいろな説があるのですが、
共通していえるのは調味料を叩くように馴染ませるため「たたき」と呼ばれるようになったようです。

一般的なアジのたたきのレシピを確認

噂の東京マガジンではアジを捌かせるところから始めることでしょう。
ただし、レシピでアジを捌く部分はさすがにないんじゃ・・・、と思ったのですが、
なんと、ありました。

ということで今回はこちらのアジのたたきレシピを一般的なレシピとしたいと思います。

まず材料はこちらです。
  • アジ お好みの量
  • しょうが(すりおろし) お好みの量
  • 青ネギ(小口切り) お好みの量
  • 青じそ お好みの量
かなり大雑把です。

まあ、しょうが、青ネギ、青じそはあくまでアクセント付けであり、
メインのアジも食べたい分だけ使えばいいわけでこの材料表記は致し方がないでしょうね。

基本的な料理の流れは
  1. アジを3枚におろす。
  2. 皮を剥く。
  3. 薄く切る。
  4. 細かく刻んで最後にしょうが、青ネギ、青じそを加える。
となります。

細かく刻む前に加えても良さそうですが、
こちらは好みの問題かもしれませんね。

ただこのレシピを見て思うのはやはり最初のアジの3枚おろしでしょうか。
後は意外にも簡単そうに見えますよね。

噂の東京マガジンのアジのたたきレシピと比較

今回作るのはオー・ギャマン・ド・トキオのオーナーシェフ 木下威征さんです。
日本料理の板前さんが来ると思いきや、この料理人のチョイスは意外でした。

ちなみに公式サイトはこちらです。
お店の種類は「ビストロ」ですね。

本来のアジのたたきと違うものができそうな気がしますが、
まあ、見てみましょうか。

まず、噂の東京マガジンのアジのたたきのレシピはこちらです。
材料ですが、
  • アジ 1尾
  • 塩 適量
  • ショウガ 大さじ1
  • しょう油 小さじ3
  • 酒 小さじ2
  • ニンニク 小さじ1
  • 味噌 小さじ1
  • ゴマ 小さじ1
  • 大葉 5枚
  • トマトドレッシング
    • トマト角切り 1/4個
    • 玉ネギみじん 大さじ1
    • 塩 適量
    • こしょう 適量
    • 赤ワインビネガー 小さじ1
    • オリーブオイル 大さじ2
    • パセリみじん 小さじ1
  • サワークリーム
    • サワークリーム 大さじ1
    • 塩 適量
    • アンチョビ 小さじ1
    • ケッパー 小さじ1

この材料を見て思ったのは、
普通のアジのたたきじゃないんですか?
ということ。

どうやら今回の料理はアジのたたきの「ブルスケッタ」だそうです。
ブルスケッタとは簡単にいえばイタリア料理のおつまみのことなんですが、
番組の冒頭のアジのたたきの写真とは明らかに完成図が違うんじゃないかと思うのは私だけでしょうか?

まあ、レシピの前半部分は大体一般的なアジのたたきと同じです。
逆を言えば、
後半の木下さん流アレンジは平成の常識ではありません。

自分の料理のレパートリーを広げるという意味ではよいのですが、
まずは前半部分だけできればOKでしょう。

ですので、
トマトドレッシングとサワークリームも忘れてください。
というのが今回の検証結果でしょうか。

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